stream 11 の性能について。

HP stream 11。安いのと青い筐体で話題になってますな。
でも、あまりにも低スペック。こんなん使えるの?って諸賢の疑問に答え、ちょっと色々試してみた。
(要するに人柱ですな)

こういう時にはゲームを試すに限る。ある程度の重さがあるからね。
さて。洋ゲーと日本ものの2つやってみますか。
では、洋ゲーから。 続きを読む stream 11 の性能について。

[FLOWER] 買ったよー

キャラソンでなく『劇中歌』のシングルカット。『se・きらら』の登場人物、MANAが歌っているもので『FLOWER』と『VOICE』。
特にFLOWERは、彼女のシナリオ自体とリンクしているので、大好きなひとにはたまらない歌だ。

hachikunは、se・きららを応援しています。
うちのブログから本サイトにも飛べるので、興味あればバナーからどうぞ。

新しいPCで色々試す。

うん、とりあえずこんなところかな。
残念だけど新しすぎて未だDebian squeezeでうまく動いてくれない orz なのでUbuntuだけど。

現在、新PCで抱えている問題。

デバイスの認識名が微妙に変なせいなのか、Debian squeezeでnvidiaドライバを組み込むとXが起動しなくなる(screenが見つけられないと言われるので、やはり認識名がおかしいのだろう)。

USBジョイパッドが認識されるが、ゲームなどでうまく使えない。(Xは簡単に拾うしjoystickテストにも反映されるのにゲームに入ると認識されない)

amd64環境で使用するとAdobe AIRのアプリで日本語入力できない。なおコピペも無理くさい。(これはLinux amd64というよりAdobe AIRがLinux amd64に対応してないため)
個人的にAdobe AIRの問題は致命的なので、現状64は定期的に試す用になっている。

やはりチップセット絡みなのか、音声などがおかしくなる事がある。
(再ログインか再起動すれば直るが、32は比較的安定していて64だとおかしい事が多い)

ネイティブWindows環境が無くなった。
(デモンベインとか昔のゲームで動かないのがあるのはちょっと寂しい。ま、Thinkpadを持ち出せばまだ動くと思うが)

真奈壁紙が追加されていた。

twitterの方に書き込まれていたのでサイト訪問。
いただいてきてさっそく壁紙に。

se・きららをLinux PCで最終エンディングまで遊んだ変態ですみません ^^;
(wine上だと起動時の「native」ってとこが見られないんですよね。今回、仮想マシン上のXPでプレイしてはじめてnativeロゴ画面の存在を知りました ^^;;;)

サイトへの訪問は、こちらから直接飛ぶか、サイドにある応援バナーから飛んでください。

私、hachikunは se・きららを応援しています。

se・きららをGNOMEメニューに登録する

Debian squeeze + wine HQ。どこのルートかはプレイしてのお楽しみXD

たぶん、そのままだとうまくいかないだろう。
なぜかってーと、シェルのどこかが「Program Files」の空白をどうもうまく処理できてないようだからだ。インストール先を空白を含まないころに変更していれば知らないが、大抵変えてないですよね?

で、こういう場合は、こうする。

1. $ cd $HOME/.wine/drive_c

2. ln -s “Program Files” Apps

3. 以下のシェルを$HOME/binあたりに作るのがおすすめ。
#!/bin/sh
Bin=”se・きらら.exe”
Dir=$HOME’/.wine/drive_c/Apps/native/se・きらら’
cd $Dir
wine $Bin $@

4. この作ったシェルをメニューに登録する。

これで、ばっちりだと思われ。

180ピクセル版も追従

XMLまわりの構造変更があるので、一緒のバージョンに変えておきます。

・読み込みファイルとかをsetup.xmlで制御できるようにしました。どんどん画像交換できやす。
・XML見るとサイズとか音声ファイルぽい設定もあるけどガン無視してください。今は動いていません。
・ちなみに、地味ですが文字盤画像が少し改善されています。汚かった…。 

ダウンロード: [DOWNLOAD](206kb)
(実行にはAdobe AIRが必要です。WindowsとLinuxでたぶん動きます。Macでもたぶん動くと思うけどうちにないので不明)

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色々ある話はもちろん120ピクセル版と同じ。

se・きらら、よそのサイトの感想を見た感想

すごくネタバレです。

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 ああ、やっぱり感想真っ二つですねえ。共通するのは「もう少し練り込んだ方がよかったんじゃ…」くらいで。

 個々のヒロインやルートには好みがあると思うのですが、多少の差異こそあれだいたい大きく二つに分かれている。

 そも、元々の構成自体が分岐構造なのですよ。萌え系の人は亜矢たちに、シナリオ系の人は真奈か望美に誘導する基本構成になっていると思うのです。導入口が二つあるので、だからこそ評価も真っ二つに分かれているのでしょう。

[シナリオまたは世界派]

 うちもそうなんですが、本作をおそらく普通に楽しめたのは人外属性や世界系に敏感なタイプでしょう。これらの人は大抵が望美シナリオやら細部の設定に「バックグラウンドにある世界観」を真っ先に嗅ぎつけているので、賛否はともかく最後の展開も大して驚かないし、全体の感想も「荒削りなのが残念」ではあっても後者の人たちほど超展開とは感じないでしょう。事実私はこの典型で「世界の謎が語られるのはいつだ」と途中からは待ちわびていたからあまりおかしいと感じなかった。

 反面、こちらのタイプは亜矢や優のシナリオ評価が低い。これは両者のシナリオが悪いのではなく目線の違いと思われるが、こういう「プレイヤーの視点誘導の甘さ」による評価の割れ方が「いまいち練り込みが足りない」評価の理由でもあるんじゃないでしょうか。この構成なら、一本道に近くなってもいいから、もう少し強引にクリア順を決めてしまったほうがよかったのかも。
 
[萌えヒロイン派]

 こちらのタイプにとっては世界系シナリオの全てが蛇足なはずです。だから最終シナリオの評価が悪く、望美は残念で亜矢たちの評価が高く泉ルートが超展開、みたいな評価になるのです。

 初期に望美ルートをやっていると泉姉ちゃんの家が神社という時点で「うむ、何かやらかしてくれるかな」と思えてしまうわけですが、そうでないと完全無欠に「はい?」でしょう。これは無理もありません。
 望美ルートが残念に感じるのも当然です。望美はいわば特殊キャラですし、普通の女の子な展開が期待できない。しかし世界に属するイベントや設定を蛇足としか感じないのならば、単に未消化の残念なキャラにしか見えない。そりゃそうですね。

 
 ただ、どちらにも言える事ですが、相反するタイプのシナリオをこき下ろしても何も得られないと思います。
 また、泉シナリオの超展開ぷりに( ゚д゚)ポカーンとなるのはともかく、同シナリオにおいて優が露骨に本音をさらけだす事について評価してない方が多いのはどうかな、とも思ったり。まぁその手の人は結局、ちゃらちゃらしたギミックにばかり目がいってシナリオの本質を全く見てないんじゃないの?というのが正直な気持ちです。

 「そんなとこまで読む奴ぁいねえ」というのなら、それはそれでごもっとも。
 しかし、あからさまに人外臭全開の望美がメンバーにいる時点で、ある程度場数を踏んだゲーマーなら「単なる萌えゲーでない匂い」を嗅ぎ取るものだと思うのですが。最近のゲームはほとんどやっちゃいないんですが、違うんですかね?単に萌えゲーにしたいだけなら望美やあんこ先生なんて完全に蛇足じゃんか。

 では。

望美ルート考察

 全クリアで判明した知識をもって、望美ルートをいま一度考察してみる。

以下、超ネタバレ。

  

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 まず、望美のあの適当なプロフ設定と特待生の手続きをしたのは、もちろんかつての咲自身であろう。望美だけ遅れてくるように設定したのも、他の家族がデータだけで登場しないのも全て調律者の介入を見越したものであり、「どうせ上書きされちまうんだから適当にやっちまえ」か、あるいは軽いお茶目であったのだろうと思われる。
 そして咲の狙い通りに調律者はやってきた。
 そして同時にそれは、世界そのものの客人(まろうど)であるあんこ先生にとっては計算外、であった。調停者にとってあんこ先生が異物であるように。

 望美には三つの人格が現れれる。まず序盤から望美ルート前半までのもので、これが上の「元の人格」もしくはそれに酷似したもの。次に調律者(金色の瞳に変わる)で、最後が一度壊れて記憶も飛んでからリスタートして出てきた第二の望美である。
 このリスタートが起きてしまって理由はもちろん、調律者が入り込んだ事により引きずられた事、そして、イレギュラーであるあんこ先生を、望美の中にいる調律者が求め、それを咲が否定してしまったからだ。咲の望むようにありたいと望美自身がのぞみ、そして自力ではそこに届かなかったからこそ、そうなってしまったわけだ。
 これは以前書いた望美シナリオの感想の時同様、咲のせいで間違いないのだが、これは無理もないと今にしてみれば思える。そもそもこれは咲にとっても完全な計算外。あんこ先生というイレギュラーが入り込まなければ、そして、あんこ先生が「向こうの世界」からあのセキララという花を持ち込まなければ、歪みも大きくる事はなかったし、調停者の介入も大した問題にならなかったはずであり、だから、異常事態の元凶であり全てを知っているあんこ先生にしか直接のフォローも助言もできなかった。
 だが最終的には、命がけで元の世界から咲を追ってきたあんこ先生の介入が正しかった。かつての咲にとっては取るに足りないはずだったイレギュラー。本人は戯れのつもりで、しかし内心では好ましく思っていた、おそらく凡百の徒でしかなかったはずの存在。
 しかしその「本当なら後先考えない愚策で咲の計画を全て台無しにしたはずの彼女の介入」が結局、咲に現実を受け入れる最終決断をさせる事になったわけだが。

 望美は無垢というよりそもそも何も持っていない。これはおそらく介入され破壊される可能性も考えたからだろうが、そもそも基本コンセプトがそうらしいのが調律者と咲の会話からも伺える。ただ望美の傾向は他の全ヒロインどころか将太ほかの全ての人物が多かれ少なかれ持っている。
「私は咲に望まれて生まれてきた」
 それは望美に限らず全員、ようするにあの将太にすらも共通している事。
 ただし他の人物はたくさんの「人間」としての基本設定を持っている。望美はそのへんをほとんど持っていない。まるで、高度な情報を蓄えているが人間としての経験値を全く持たない人工知能のように。
 (実際この人工知能チックな比喩は正しいと思われる。望美は「世界にアクセスして有利な結果なり情報を引き出している」と思われる。特待生の設定も食事も、周囲の反応も全てである。望美の自由にならないのはイレギュラーであるあんこ先生、それに咲のみである事、そして『望美ルートの自分』を他のルートから呼び出してしまうという究極のウルトラCまで披露するが、これはアクセス先が「世界」であるからこそ可能なのだと思われる)
 その「何もない」無垢さゆえに望美にはわかる。本来この世界の誰も感じないはずの、コンダクターとしての咲を感じる事ができる。
 ……てーか、存在理由(レーゾンデートル)という懐かしい言葉をまさかエロゲで見る事になるとは思わなかった。

 次に、望美ルートにおける真奈の件。
 望美、あんこ先生、そして真奈の三人には共通項がある。つまり決して他者には理解されない、あるいは理解を望まない一面を持っているという事。おまけに真奈はミュージシャンや創造者特有の感性がある。
 それゆえに、望美ルートで真奈は非常に活躍する。他の人物が理解しえない部分を直感で理解するからこそ、望美の異変や危機を感知する事ができた。
 漠然とプレイしていたが、改めて見るとこれは確かに真奈にしかできないんだとわかる。他の人物では望美のサポートは無理。他のルートでも真奈はまるで便利屋のようにあちこちで活躍させられているが、望美ルートでの彼女は便利屋ではない。共通項をもつ同類であり、人格もつ存在として活躍する。
 
 うむ、真奈ルートももう一度やりたくなった ^^

『se・きらら』たぶん最終攻略しちゃったのでその感想。

一度中断した『se・きらら』ですが、世界の謎の方が気になったのでオートで流しつつデータだけとっていました。
もちろん Debian squeeze 上でです。
んで、気がついたらオールクリアできたっぽいので残りの感想書きます。

[システム側追記]

wine上で実行時、以下に留意する必要があるのを忘れていました。
ゲームスタートからプレイする場合、序盤のムービー再生でコケる事がありえます。
不幸にもこれが再現してしまったら、ここだけは何らかの方法で回避してください。
序盤のムービーまでのみWindowsでプレイするのもありです。
(savedataディレクトリごとwine側にコピーすればそのまま動きます)
もちろんですが、メーカーに問い合わせるのはやめてください。wineや仮想環境での動作は保証外だと思います。

[シナリオ側追記]

ネタバレ改行入ります。

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クリア順は最終的に以下のようになりました。

真奈→望美→優→亜矢→泉→り・se・きらら

なお個人的事情により亜矢ルートと優ルートは感想がきっちり書けるほどシナリオとして楽しんでいません。逆に最も没入したのは真奈、望美、泉、そしてラストです。

1. 亜矢ルート感想

 すみません感想書けません。彼女のシナリオは大部分オートでぶっ飛ばしてしまったからです。いずれリプレイするかも。

2. 泉ルート感想

ふたりを巻き込みたくなかった。なのに……

 神社の娘という時点で想定した通りのルートになったのが有難かった。入り口でちょっときっつい流れがありますが、私のようにここで折れたりしないで進んでください。
 コンセプト的には「ああ、やっぱり泉姉ちゃんは優と対なんだな」と感じました。優と泉姉ちゃんの立ち位置の違いがシナリオ内容に大きな違い(すげえ大きいですが^^;)を生んじゃっているんですが、基本的に両者のシナリオはほとんど変わらないです。
 詳しくはまぁ、本編でお楽しみください XD それがいいと思う。

 ただひとつだけ。あなたが優好きなら、泉ルートを先にやるべきのようです。
 優・泉・咲の「とっても微妙なとらいあんぐるハート状態」がどうして生まれたかの理由が本シナリオでわかりますが、それをわきまえた上で泉を選ぶという事は意図的に優をふるという事です。小さな頃から綿々と積み上げてきた「ずっとこのままでいたかった日々」を自分からぶっ壊さなくちゃならないのです。
 あなたが優好きなら、とても悲しい。本当に胸の痛い想いをする事になります。だから本ルートをやられるなら優ルートより前にすべきです。
 ……辛かったよ orz

 まぁ、そういう悲しい部分を脇に置いとくと、うちのサイト的に素晴らしい優が見られるという点ではとてもとても美味しいです。そこいらへんの展開が素敵というか「おいおいおまえら優のフォロー忘れてるぞ、いくらなんでもそろそろまずいってかうわそのシルエットキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!な感じに。いやぁ素晴らしい XD

 もちろんですが「とらいあんぐるハート」という言葉はワザと使っています。よそのゲーム名ではありますが、本作の泉・優・咲の立ち位置はどうしても同作の唯子、小鳥、真一郎の関係を思い出させます。同作の方では作品タイトルとは裏腹に三角関係に関するネタは一部ルートと没シナリオに痕跡があるだけで一切消去されちゃっていますが、こちらの泉シナリオではあからさまに「三人が今の関係になっていった理由」が語られますし、その関係が壊れていく過程、そして「三人でワンセット」だった時代の終わりを真っ正面から描くという実に手応えのある内容となっています。
 悪い言い方をすると、都築氏がケツまくって絶対書かない分野を真っ正面から、しかもきちんとまとめていると言えます。正直素晴らしいと思います。

3. 最終ルート(り・se・きらら)感想

 本ルートは存在を知りませんでした。たまたまプレイ再開して泉ルートが終わり「世界の謎が解けてない…」と嘆きつつ開始画面に戻って目が点になりました。
 おそらく賛否があるでしょう。特に萌えゲーヲタの人は圧倒的に全否定と思われます。
 個人的には、事前に強烈に多世界解釈系の匂いがしていたので問題ないと思う。特に望美シナリオでの望美とあんこ先生のイベントは強烈にあからさまですよね。あれと、最初にプレイした真奈シナリオからも延々と繰り返され続けてきた花のイメージ。このふたつをもって「たぶん腐り姫みたいな構造じゃないのかな」と個人的に思っていたので、本シナリオの展開自体は「ああやっぱり」に近いものがありました。

 最終ルートというのは私の勝手な命名なんですが、理由はこれがメタな多世界解釈ルートであり、これまでの全ルートに対する盛大なちゃぶ台返しが存在し、なおかつ全ストーリーのグランドフィナーレになっているからです。あんこ先生や望美の謎の行動や、主人公自体の謎も「ほとんど」ここで解けますが、多世界解釈系とかが嫌いな人間や「理屈なんかどうでもいいから萌えたい人」にとっては根暗な蛇足ルートでしかないでしょう(もっともそういう人だと真奈ルートなどもダメでしょうが)。個人的には、悲しいラストかもしれないが、これはこれでアリだと思います。事実上の完全終息に近い終わり方であって二次創作が事実上不可能に近い構造なのがもったいないですが。

 ただ、最後のアレはちょっと望美が可哀想だった。シナリオライターさん、ちょっとあれはむごいですよ。
 私はてっきり、全ヒロインの中で望美だけ流動的に移動する存在となる可能性を想像していたのですが、さすがにそれは虫がよすぎたらしい。
 けど最後に望美の悲しそうな顔でもらい泣きしてしまいました。できればあの子にだけは、小さな救いがあって欲しかった。心からそう思います。

(wine / Debian squeezeでゼロから動作させました)

[余談・ヒロイン談ほか]

 シナリオ派の私にはあまり意味がないっちゃないっていうか本作のヒロインは皆魅力的すぎて甲乙つけられません。ただ本作はヒロインの方が積極的に主人公をゲットにかかるケースが多いので、古典的ギャルゲヒロイン的に押しの弱いタイプは不利でしょう。(男主人公が「童貞奪われた…」と嘆くエロゲなんて、もともとそういう趣向の作品以外で見たのはたぶん初めてだと思う。いや、腹くくった女の子の方が積極的というのは今風でいいんですが)
 微妙な三角関係を延々続けていてそれが揺らぐと大惨事になりがちの泉と優、暴走機関車型で走り出すと手がつけられない亜矢と真奈。立場が特殊だがある意味普通にエロゲヒロインなのかもしれない望美とあんこ先生。
 うむ。どれがいいと言われると微妙だ。シナリオは真奈が好きだし望美は某オルタの社霞のように特別だし。優が秘めている狂愛系の一面は個人的にものすごくツボだし。
 うむうむ。

 改めてネットを見ると批判的な声が多いなぁ、特に最終シナリオ。
 けど「なんの予告もなしに突然に鬱展開」と書いてる人については「いや、充分色々と匂わされていたと思うが」と言いたいです。望美シナリオを初期にやった人はもちろんですが、他のシナリオでも、あれだけ不自然に同じ花のイメージが繰り返されるの気にならなかったんですか?ゲームセンターの中や真奈のギターケースにすら同じ花のデザインが存在するんですが。花自体がメーカーロゴでそれを宣伝しているだけ、というのならリーフのクマみたいなもんで不思議じゃないんだけど、そうでないのなら「何か意味あるのね」と思いませんかね?私は最初が真奈、次が望美だったんで「なるほど、何かそういう世界観が背後にあるのね」と素直に解釈していたんですが。
 
 いや「今どきのエロゲでそういう展開はやらないよ」というのなら私の言うべき事は何もないのですが。

se・きらら ギブアップ。現在までの感想まとめ(シナリオ側)

こちらは内容に関する感想まとめです。
なお、泉ルートは途中、亜矢ルートは10秒くらいしかプレイしておらず、これらの感想は含みません。
あんこ先生のルートも存在すると思われますが、むろんこれも含みません。
(先生については、望美ルートの補完で後日プレイするかもしれません)
また、隠れキャラが存在した場合、これらの感想も含みません。

以下、ネタバレです。

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『総評』

 普通のシナリオと非現実系のシナリオに分かれるようです。

 個人的にはどちらも気に入ったといえば気に入ったのですが、年代を考慮しても主人公の性格がヘタレすぎないか、というのが気になった点でした。

 あと、大抵のシナリオで主人公に対して頭にきたんですが、しかし根本的にまずいのはストーカー事件の対応。主人公があんな目にあい、なおかつサイトの状況を見た時点で、それでもなお外部に力を求めずに二人だけでやろうとするバカさ加減には本気で頭にきたし、あれで解決するとカケラでも考えているお目出たさにも正直頭を抱えました。
 いや、今どきの高校生ってみんなあんなおバカですか?むしろストーカーだの組織的な嫌がらせについては、我々の世代よりも危険度をより強く認識しているんじゃないですかね?本来このストーカー事件のあった真奈シナリオは現実系というか普通のシナリオ側だと思うのですが、正直このへんが「はい?何これ?」って感じだったので、個人的には非現実系シナリオに分類してます。
 いや、ありえねーからこれ。いくらなんでも。

 基本的に本作のライターさんは荒事の嫌いな性格のようです。それはそれで結構なんですが、望美シナリオにおける主人公の行動も変だ。「理解できないからとりあえず否定」してるだけ。望美が「咲の意志には逆らわない」から収まっているんですが、結果的に望美は一度壊れたわけで。しかも本来の彼女の仕事が果たせない。
 う〜ん、エロゲ主人公が対人コミュニケーション能力に欠けているのはお約束と言えばその通りなんだけど、これはいくらなんでもひどくね?咲は確かにヘタレ系主人公かもしれないが、ちょっとなぁ。

 以上のようにたくさんの問題がありました。
 もちろん、主人公たちの「若さ」に付随する部分はどうしようもないと思います。上のような問題点を考慮したうえで描かれているのかもしれません。
 しかし、ならば後でフォローのしようがあるんですよね。特にストーカー関係なんかはリアルにある大変危険な問題なのだから、あんこ先生あたりに主人公たちを後で叱らせる事もできたはずだ。「他のことはいい、しかしこの問題を二人だけで対応しようとしたのだけは絶対ダメ」と。まぁこの作品世界ではそんな心配などいりませんよ、という事ならば何も言う事はないのですが。

 では。

 あ、全体の出来ですか?
 プレイした範囲でいえば、そもそもこんなシナリオ面の不満が出てくる時点でシステム的にはあまり問題がないわけで、内容としても序盤のアレさなんかを除けばGJな感じだと思います。
 そも、怒ったり笑ったりとモニターの前で忙しかったのも事実。入れ込んじゃうんですよ。まぁ入れ込むからこそ細部で腹が立ったりするわけなんですが。

 まぁそんなわけで、全体の出来はいいと思います。結構おすすめ。
 序盤のむず痒さを乗り切って個別ルートをちょっと見てみる、くらいまでは少なくとも試してみてほしいなぁと思います。