昔の僕を知る方なら、僕がラジウスタイプのコンロ(オプティマス 00L)を愛用していたのをご存じだろう。
古臭いメカだけど単純明快で、皆の使っているコールマンのメリケンなヤツよりこっちがお気に入りだった。
しかし、ただでさえ10ウン年使ってないうえに、どうも引っ越しのさなかに行方知れずにしたらしい……。
防災用をかねて復活しようとしたらこのありさまで、なんてことだと。
で、探したのだけど……。
続きを読む マナスル121顛末記[1] 注文確定?
昔の僕を知る方なら、僕がラジウスタイプのコンロ(オプティマス 00L)を愛用していたのをご存じだろう。
古臭いメカだけど単純明快で、皆の使っているコールマンのメリケンなヤツよりこっちがお気に入りだった。
しかし、ただでさえ10ウン年使ってないうえに、どうも引っ越しのさなかに行方知れずにしたらしい……。
防災用をかねて復活しようとしたらこのありさまで、なんてことだと。
で、探したのだけど……。
続きを読む マナスル121顛末記[1] 注文確定?
あなたは、月単位のキャンプをした事がおありだろうか?
90年代前半の北海道。無料のキャンプ場に月単位で滞在しつつお金を稼いでいる若者がたくさんいた。当時はネットもない頃だったので今と単純に比較はできないけど、これほどもの若者が一般に言われる社会のルールを外れ、自分なりの『夏』を謳歌しているのかと当初、感銘に近いものを抱いたのを覚えている。
まぁ、ことの是非とか懐古は置いといて本題にいこう。ここで話題にしたいのは、彼らが使っていた火器類である。
いわゆるアルコール式のコンロは、まず皆無だった。
おそらく理由は簡単で、長期滞在型だったから。
当時もアルコールのコンロはあったと思うが、あれに目を向ける人というのは、固形燃料に目を向ける人と同じ人種だったといってもいい。
すなわち、最初から選択肢にないということ。
当時の一般的キャンパーのコンロの選択肢というと、ガスかガソリンだったろう。
しかしガスについては当時、カセットコンロのカートリッジの使えるコンパクトな一人用バーナーが皆無であり、また、カートリッジの変換アダプタもかなりマニアックな商品だった。だから、どちらかというとガスは短期旅行者がメインにし、長期になると自動的にサブになる事が多かった。燈火類もしかりで、マントルを使うタイプの明るいランタンは予算に余裕のある短期旅行者のもので、長期の人は昔ながらのランプやローソク、そんでサブは安売り狙いの電池。LED電球もなく電気は明るさと電池の持続時間が足りなかったから、あくまでサブの立場だった。
灯油?
これはコンロの選択肢が少ないので、ガソリンよりだいぶマニアックな扱いだった。ただし大学でそういうものを使う団体にいた人はホエーブス625やラジウスタイプの使用経験のある人もいたし、自転車旅行者には、灯油燃料で使える比較的安価なバーナーという意味で、これらの灯油コンロを愛用する者もいた。
事実、僕がオプティマス00をゲットしたのも、自転車の人に薦められたからだった。
灯油コンロ、特にラジウスタイプの古臭いアレは単純明快で取り扱いが楽だった。どれくらい信頼性が高いかというと、一世紀以上基本構造が変わる事なく世界中で使われているという。地域によってはガスが未だ一般的ではなく、こういう地域でコンロで火力を得ようとしたら、この単純明快なコンロは選択肢になりうるのだ。
あと……こういっては何だけど、このラジウスタイプは、火器やコンロにロマンを覚える人にもオススメではある。
オプティマス123Rや8Rといい、小ブス(ホエーブス725)といい、このラジウスといい、長年作られた古いタイプのコンロは独特の、なんとも言えない燃え方をする。僕は道具にロマンを求めるタイプの生き物ではあるから、この大時代な古臭さがなんとも言えないのも事実だった。ゴーゴーとうるさい燃焼音も、シングルエンジンの排気音は振動同様に、確かに燃えているのだと耳に伝えてくる点で安心できた。
あ。やっぱりアルコールのやつ、チタンバーナーにするか。
いや。
どうせ一つ目は実用性より勉強だと思うからね。趣味に走ってもいいかなと XD
昔買った、今はどこにあるともわからないキャンガスのコンパクトバーナーもそうだったし。
うちは防災準備ができていない。
特に今、問題にしているのは可搬式のコンロがひとつしかない事だ。それは、これである。
他のものといえば、日本一周時代から持ち越しているロッキーカップとキャンピングナイフだけ。
愛用だったラジウス(オプティマス・ゼロ)はね、前の職場時代に錆びつかせてダメにしちゃったし……。
そんなわけで、まず以下を強化したい。
ああ、ちなみにラジウスってのは、こういうやつです。
僕はこれを日本一周で使ってました。燃料は灯油です。
え?なんでバイクでこんなの使ってたのかって?
そりゃまず、燃料の統一。
中国製のハリケーンランタンを灯りにしていたので灯油は必要だったんですよ。どのみち。
次に、とにかく扱いが笑っちゃうほどカンタンだって事。
あ、ガスとの比較ではないですよ。ガソリンとの比較です。
あの容易に引火する、しかもポンピング地獄のガソリンコンロは……正直めんどくさい。
プレヒート大変っていうけど、現場ではちょっと燃料出して、そのへんのレシート丸めて燃料染み込ませて導火線にするでしょ。もちろん少し煙出るけど、直接めらめら燃やすほどじゃない。
で、火が消える前に絶妙のタイミングで数回ポンピングすれば、それでOK。あとは待つだけ。
そんで最後は、長時間の煮炊きにとにかく強い事。
数名でキャンプするでしょ。長期の人はだいたいガソリンなんだけど、ガソリンは火力調整に難があるうえに長時間燃焼にも耐えられないのが多い。
ラジウスタイプは、今でも地域によっては家庭でも使われているコンロだそうで。火力調整は非常に得意なんですよ。
しかも調整方法は、ポンピングして圧を上げるか、ガス抜きして下げるだけ。
要は無段階調整なんですよね。
……しかし、ラジウスの再入手には少し問題がある。
まず今の環境、灯油がないんですよね。
液体燃料禁止なんで。
おでかけ前に、ちょっとタンクから抜いて入れていくって事ができない。
めんどくさい。
でも、カートリッジガスのみは心もとない。
そんなわけで、今回の計画になったのです。
◆燃料調達をもっと容易に
カセットガスは取扱いが楽なので、いざとなれば皆狙う。だから保存している缶を使っちまったら都会じゃ再入手不可能になる可能性が高い。
灯油も、今の環境じゃ入手経路が限られる。
ではどうするか?
ひとつは、バイクの燃料抜いてガソリン。でもこれは最後の手段にしたい。
ならば残るのは、アルコールですね。
アルコール燃料は今まで使ったことがないんですが、理由は以下でした。
1.火力調整が原理的に効かない。
2.火力が弱い(理科の時間のアルコールランプのイメージもある)
3.燃料が他の用途に使えない。
しかし防災という観点でいうと、以下の利点がありそう。
1.お湯が沸かせればいい。
2.五徳や風防で守って火力を稼げばいい。
3.一般にアルコール買う人は消毒用でしょ。→選択肢が増える。
それにプラスして、以下を考えてます。
4.構造が単純明快なので、常備しといても非常に壊れにくい。
そんなわけで、以下を狙っていたりします。
これはチタン製っていうのが面白い。
このトランギアってのは定番らしい。
チタンと同じメーカーだがこちらはステンレス。
ゴトクつきです。
同社のクッカーセットと組み合わせるのもいい?
これも面白そう。
ほむほむ。
輸送用ボトルはこれかな?
もちろん灯油用も確保しておきたいので、マナスル96あたりを考え中。
(定期的に点検と点火テストをするとしよう。季節に一度でいい?)
次はクッカーセットや台を見てみたい。
デスクワークという事もあり、帰宅時は散歩するのが日課です。ちょっと遠回りして好きなところをウロウロ。これが結構面白い。
さて。
そんな僕の散歩の友ですが、今はこんなものを使っています。
1. Google Booksリーダーを使う方法。
[applink url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.books&hl=ja”]
「なんでこれを?」と思われる方のために紹介しておきますと、以下の機能があります。
たとえば自作小説でも、よそで買ったものでもepubであれば読み上げできる。
さらに以下と組み合わせるって手もありまして。
『小説家になろうダウンローダ』
[applink url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=com.esp.narouexplorer&hl=ja”]
こちらは小説投稿サイト『小説家になろう』の作品をepubでダウンロードできるという大変嬉しいツールです。ちゃんと縦書きに対応していて、書籍化されていないような本をgoogle gooksリーダーで読む事ができるのです。
なお、本ツールで入手した本をWindows上のplaybooks viewerで見ようとしても画面が乱れます。google play側で縦書き文書の再生に問題があるのかもですが、そもそもAndroid端末でしか読み上げ対応してないので、気にする事はありません。(iOSデバイス版にはこの機能はないです)
2. Yahoo!ブラウザを使う方法。
[applink url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yahoo.android.ybrowser&hl=ja”]
あまり有名ではないようですが、こいつにも読み上げ機能もあります。ただし任意のエンジンが使えるのでなく、Yahoo!Japanツール群共通の組み込みエンジンが使われる模様。
何が言いたいかというと、ヘンな読み間違いやエラーが起きてもエンジン交換できないって点には注意が必要です。
また、これで読むのは当然サイトですけど、サイトによっては本文でなくヘンなとこだけ読んで終わりになる事もあります。そこは読み込んだサイトのHTML構成に依存します。
今年最高のお気に入りは、これだ。
これは一言でいうと『Bluetooth送信機』である。
平たくいうと、お手元のパソコンのキーボードやマウスをBluetoothキーボード&マウスにしちゃって、スマホやタブレットを操作できちゃうという素晴らしいデバイスである。
いやー、これ慣れると超便利。
特に、やっすいタブレットを試験機にしてアプリの検証やってた時、このうえもなく助かったんだけど、他にも用途あるよ?
たとえば帰省時にさ。
ネットブックのキーボードでケータイも使えるんだよね。
この便利さは、うん。
さて。
HP Stream11をすでに持っているのにわざわざ Dell venue8 proを買ったのには理由がある。それは以下。
1. 要するにタブレット端末が欲しかった。
2. 32ビットマシンが欲しかった。.NETで色々試していて、i386とx86_64で挙動が異なる場合があると知ったから。
ああ、Stream11は64ビットなんですよ。廉価モデルじゃ珍しいんですが。
で、そのStream11は限りなくタブレット的端末だけど、やはりタブレットではない。10インチノートなんですよね。良くも悪くも。
あと、以前にネットブックでも思った事だけど、日常用モバイル端末として考えると10インチは大きすぎる。ラップトップとしてはいいサイズなんだけど、日本の平均的な横座席のローカル線で広げると、隣人の邪魔になってしまう。
まぁそれ以前に、満員電車で使うのが間違っているというのはわかるけど。
話を戻そう。
そんなわけでタブレットを買ったのだけど、実は購入の際にひとつ問題があった。それはUSB機器の接続だ。
タブレットの最大の問題はUSB接続端子がほとんどない事。タブレットの外部コネクタ系は、一般的にはこうなっている。
パターンA) 充電兼データ用microUSB端子が一つだけ。USB機器は変換コネクタ経由でつなぐ。
パターンB) 充電用microUSB端子とは別に一般用USB端子も持っていて、hid機器などを普通に接続できる。
パターンC) 充電は一般のACアダプタを用いるようになっていて、USBはそれとは別に存在する。
ノートパソコンはパターンCにあたるわけだが、10インチ未満の小型タブレットでは希少だろう。わざわざ探さないと見つからないと思うが、実はタブレット派としては一つ困る事がある。電源をスマホと共用できず、別途用意しなくちゃならないからだ。
早い話、せっかく大容量&2A対応のモバイルバッテリー持ち歩いてるのに、それが使えないのはどうよって事。
パターンBは一番ありがたいんだけど、対応機種が少ない。少しあるけど、モバイル用途を重視したメーカーの機種ではないと思う。これは後述する。
最後に、パターンAは7~8インチ級で非常に多い。Dell Venue8proもここに属する。
パターンAは一番手軽で、USBで2A程度を確保できれば充電できる。つまりタブレットが充電できる環境なら場所を選ばないって事になるわけで、モバイルに最適な電源事情なのは言うまでもない。
え?それを言うならパターンBもそうだろって?むしろ妙な変換とかいらないから万々歳だろって?
もちろん、原理的にはそう。だけど調査を進める上で、パターンBの候補として探し出した機種には大きな問題があり、見送ったんだよね。
ここについて説明しよう。
パターンBを採用しているタブレットは、現時点では少ない。有名なところでは、DOSパラの8.9インチのモデルだろう。ここは安価に 2-in-1 が揃えられるって事もあり、個人的にもおススメだったりする。
だけど、とあるひとつの理由から、うちでは採用を見送った。
それは「充電しながらPCを使っている状態でもバッテリーが減っていく」というレビュー記事が思いのほか多かった事だ。
過去、こういうモデルに悩まされた事がある。とあるネットブックだ。
とてもコンパクトで安価で重宝したのだけどバッテリーがもたず、しかも、AC接続中でも空転しているだけで全然充電が進まないのだ。スペック通りに充電しようと思えば、シャットダウンしなおかなくてはならない。
つまり。
ぎりぎりまでバッテリーを使ってしまうと、充電のために何時間も作業中断させられたのだ。電源が確保できているにも関わらずである。
正直、あれには参った。
確かに純正のACアダプタはコンパクトで良かったが、あれでは……。
そんな経験があるので「作業していると充電が進まない」というレビューの多い機種は、いくら安くても手を出そうとは思わない。
もちろん、念のために言っておくが、作業内容にもよると思う。たとえばHD動画を見つつネットにあれこれアクセスしつつ充電が遅い、というのをUSB給電の端末に言うのは酷というより無理があるだろうし、僕は出先でわざわざそんな大負荷をかけるような事はしない。何しろ最も多いPC作業はテキストを読む事で、次に多いのでテキストを書く事というのが僕のスタイルなので。
だから、レビューの記事のような問題は起きない可能性もある。
ただ、タブレットというのは部品交換がきかないので、リスキーな賭けはできなかった。少なくとも二、三年は使うだろうから、ここで二万高いくらい、本当に必要なら元なんぞ余裕でとれるだろうし。
そんなわけで、今やあまり安くはないだろうDellに手を出したわけだけども。
さて、USBに話を戻そう。
充電しながらUSB機器を使いたいというのは、この手のタブレットではよくある問題だ。そして、大抵の場合の答えは Bluetoothであり、僕もキーボードはこれを採用している。
ただ経験上、BluetoothマウスよりUSBの方がレスポンスがいいんですよね。タブレットはあまり高速じゃないので特に感じるのだけど。
で、以下のようなものを使ってみたり。
今これを使っているけど、問題なく Venue8pro(2014)で充電しながら使える。まぁつないでるのはマウスでなく長年愛用のトラックボールなんだけど。
これの唯一の問題は、AC入力。アダプタの端子部が畳めない事かな。限りなくコンパクトにしたい人なら気になるとこでしょ。
12V2Aで内側が+っていう、ありがちな内容だから、どこかに代用できそうなアダプタがありそうなんだけども。
なつかしすぎる……。
このうた、改めて見ると歌詞もなんかすごいのね。
要は「僕にはお金も財産も何もない、何もあげられない。だけど僕はずっとキミのものだよ」って言っているみたいなんだけど。
Luc Arbogast というのがお名前かな?
アイリッシュブズーキ + カウンターテナー。
日本ではちょっとマニアックだけど、好きなんですよね。素晴らしい。
以下のようなバージョンもあるらしい。