うちは防災準備ができていない。
特に今、問題にしているのは可搬式のコンロがひとつしかない事だ。それは、これである。
他のものといえば、日本一周時代から持ち越しているロッキーカップとキャンピングナイフだけ。
愛用だったラジウス(オプティマス・ゼロ)はね、前の職場時代に錆びつかせてダメにしちゃったし……。
そんなわけで、まず以下を強化したい。
ああ、ちなみにラジウスってのは、こういうやつです。
僕はこれを日本一周で使ってました。燃料は灯油です。
え?なんでバイクでこんなの使ってたのかって?
そりゃまず、燃料の統一。
中国製のハリケーンランタンを灯りにしていたので灯油は必要だったんですよ。どのみち。
次に、とにかく扱いが笑っちゃうほどカンタンだって事。
あ、ガスとの比較ではないですよ。ガソリンとの比較です。
あの容易に引火する、しかもポンピング地獄のガソリンコンロは……正直めんどくさい。
プレヒート大変っていうけど、現場ではちょっと燃料出して、そのへんのレシート丸めて燃料染み込ませて導火線にするでしょ。もちろん少し煙出るけど、直接めらめら燃やすほどじゃない。
で、火が消える前に絶妙のタイミングで数回ポンピングすれば、それでOK。あとは待つだけ。
そんで最後は、長時間の煮炊きにとにかく強い事。
数名でキャンプするでしょ。長期の人はだいたいガソリンなんだけど、ガソリンは火力調整に難があるうえに長時間燃焼にも耐えられないのが多い。
ラジウスタイプは、今でも地域によっては家庭でも使われているコンロだそうで。火力調整は非常に得意なんですよ。
しかも調整方法は、ポンピングして圧を上げるか、ガス抜きして下げるだけ。
要は無段階調整なんですよね。
……しかし、ラジウスの再入手には少し問題がある。
まず今の環境、灯油がないんですよね。
液体燃料禁止なんで。
おでかけ前に、ちょっとタンクから抜いて入れていくって事ができない。
めんどくさい。
でも、カートリッジガスのみは心もとない。
そんなわけで、今回の計画になったのです。
◆燃料調達をもっと容易に
カセットガスは取扱いが楽なので、いざとなれば皆狙う。だから保存している缶を使っちまったら都会じゃ再入手不可能になる可能性が高い。
灯油も、今の環境じゃ入手経路が限られる。
ではどうするか?
ひとつは、バイクの燃料抜いてガソリン。でもこれは最後の手段にしたい。
ならば残るのは、アルコールですね。
アルコール燃料は今まで使ったことがないんですが、理由は以下でした。
1.火力調整が原理的に効かない。
2.火力が弱い(理科の時間のアルコールランプのイメージもある)
3.燃料が他の用途に使えない。
しかし防災という観点でいうと、以下の利点がありそう。
1.お湯が沸かせればいい。
2.五徳や風防で守って火力を稼げばいい。
3.一般にアルコール買う人は消毒用でしょ。→選択肢が増える。
それにプラスして、以下を考えてます。
4.構造が単純明快なので、常備しといても非常に壊れにくい。
そんなわけで、以下を狙っていたりします。
これはチタン製っていうのが面白い。
このトランギアってのは定番らしい。
チタンと同じメーカーだがこちらはステンレス。
ゴトクつきです。
同社のクッカーセットと組み合わせるのもいい?
これも面白そう。
ほむほむ。
輸送用ボトルはこれかな?
もちろん灯油用も確保しておきたいので、マナスル96あたりを考え中。
(定期的に点検と点火テストをするとしよう。季節に一度でいい?)
次はクッカーセットや台を見てみたい。