考察・小物

これはRUNE『初恋』のワンシーンだが、本編とは時間も場所も連鎖していない。夢の中のようなものであり、ただ彼女はメインヒロインのひとり、桜井小桃に関する人物であり、彼女を見ているのもまた、主人公の初島稔に関する人である。まぁふたりが何者かはRUNE『初恋』そのもので見ていただくとして……あ、Windows10でもちゃんと動きますからね。

で、問題は彼女が持っている団扇の文字。房州(ぼうしゅう)とは安房国(あわのくに)といって、今でいう千葉県南部にあたる。

作中では地名にあたる会話が一切ないのだけど、以下の内容だけが読み取れる。

  • 彼女が9月1日に、地震で倒壊した家屋の下敷きになって亡くなる。
  • 彼女は姉と呼ばれているが、実の姉ではなく引き取られ養育されていた存在のようだ。
  • 彼女は若き陸軍将校のところに嫁入りが決められているが、当人も義弟も納得していない。
  • 大正時代である事が、当時を覚えている人から指摘されている。

これらの情報から、以下の事が判明する。

  • 彼女が亡くなるのは、 1923年(大正12年)9月1日 のお昼である。
  • ふたりは家人に見つからない場所で逢引中であった。(だから余計に助けが遅れる事になった)
  • 彼女が亡くなった家屋倒壊の理由は、関東大震災である。かの地震は房州方面にも被害を出している。

なんで大正時代の話が関係するんだよ、みたいな話はまぁ、取り返すけど本編をお楽しみください。色々とぶっ飛んだシナリオの多い同作の中では、ロマンチストむけの美しい、でも胸に響く切ないシナリオになっております。

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